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Friday, September 30, 2016

機動戦士Zガンダム ADVANCE OF Z

オッゴからガザ系MSを経て、ズサブースター・マリンタイプに至る流れを解説。ドラムフレームの特徴や、本来は作業機械(モビルポッドやモビルワーカー)用であった本機構が、MSに採用されるようになった経緯なども紹介しています。


ズサブースター・マリンタイプ+装着型ジム・クゥエル









飛 行禁止令が布かれた火星において、使用できなくなったズサのブースターを水中用に改修したオプション装備。ドラムフレームを中心に前方にはコクピット、後 方にはブースター、左右にはミサイルポッドなどのパーツで構成されています。ズサだけでなく、改修を施したジム・クゥエルなど、ジオンマーズの機体が装着 し、輝ける星作戦に投入されました。大型のビーム系火器を装備している点も特徴です。








一年戦争末期にジオン公国軍が開発した駆逐モビルポッド。ザクⅡJ型のパーツなどを用いた急造兵器で、ザク系の武装を使用するほか、簡易式のマニ ピュレーターを用いた格闘も可能です。機体の両端に備えたドラムフレームは機体の最重要部位で、これを回転させることで極めて柔軟な運用性を発揮しまし た。一年戦争後、残された機体の一部はアクシズの手に渡り、アクシズ製MSの開発にも影響を与えたといわれています。

今回解説したドラムフレームは、TR計画においてTR-3で開発と実験が行われ、技術的に成熟しました。このことからも、TR計画、そしてその完成 形であるTR-6は、一年戦争以前から連綿と続く技術の集大成であることがわかります。MSの設定に加え、こうした技術的な系譜も掘り下げていくので、ご 期待ください。

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