STAFF
原作 ◎ 西﨑義展
製作総指揮/著作総監修 ◎ 西﨑彰司
監督 ◎ 安田賢司
シリーズ構成/脚本 ◎ 福井晴敏
脚本 ◎ 岡 秀樹
キャラクターデザイン ◎ 結城信輝
メカニカルデザイン ◎ 玉盛順一朗・石津泰志・明貴美加
ゲストキャラクターデザイン ◎ 小林千鶴・岸田隆宏・立石 聖
プロップデザイン ◎ 枝松 聖
美術監督 ◎ 合六 弘・池田裕輔・舘藤健一
色彩設計 ◎ 中山久美子
撮影監督 ◎ 松井伸哉
CGディレクター ◎ 後藤浩幸
編集 ◎ 兼重涼子
音楽 ◎ 宮川彬良・宮川 泰
音響監督 ◎ 吉田知弘
オリジナルサウンドエフェクト ◎ 柏原 満
アニメーション制作 ◎ サテライト
製作 ◎ 宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会
CAST
古代 進 ◎ 小野大輔
森 雪 ◎ 桑島法子
真田志郎 ◎ 大塚芳忠
島 大介 ◎ 鈴村健一
ヤーブ・スケルジ/薮 助治 ◎ チョー
土門竜介 ◎ 畠中 祐
京塚みやこ ◎ 村中 知
坂本 茂 ◎ 伊東健人
板東平次 ◎ 羽多野渉
徳川太助 ◎ 岡本信彦
キャロライン雷電 ◎ 森永千才
藤堂平九郎 ◎ 小島敏彦
芹沢虎鉄 ◎ 玄田哲章
ローレン・バレル ◎ てらそままさき
山南 修 ◎ 江原正士
アベルト・デスラー ◎ 山寺宏一
ガデル・タラン ◎ 中村浩太郎
レドフ・ヒス ◎ 秋元羊介
スターシャ ◎ 井上喜久子
デーダー ◎ 天田益男
メカニック MECHANIC
地球
宇宙戦艦ヤマト(第3次改装型)
高次元世界からの帰還後、第65護衛隊の編制にあたり、ヤマトは三度目の改装を施された。
第65護衛隊にはイスカンダル星表敬訪問が予定されており、改装は銀河間航海艦隊の旗艦を想定したものとなった。長期航海の実績を基に超光速航行時における推進装置ならびに船体形状の最適化が行われ、支援船を搭載可能とするべく艦載機格納庫には大規模な改装が施された。これにともなって大型艦載機発着口が後部左右舷側に設けられている。
また、ガトランティス戦役での戦闘経験から上部構造物基部周辺には対空間防御力の強化が施され、波動砲射撃性能の向上のため砲口の改良などが行われた。
- 全長 : 333m
- 主機 : 次元波動エンジン×1
- 補機 : 艦本式コスモタービン改×8・2軸
- 艦載機・艦載艇 :
- 零式52型空間艦上戦闘機〈コスモゼロ〉×2
- 1式空間戦闘攻撃機〈コスモタイガーⅡ〉×32(予備機4)
- 武装 :
- 次元波動爆縮放射機(通称:波動砲)×1
- 48サンチ三連装陽電子衝撃砲塔×3
- 20サンチ三連装陽電子衝撃砲塔×2
- 魚雷発射管×12
- 8連装ミサイル発射塔×1 他多数
ドレッドノート改級補給母艦アスカ
時間断層放棄後、建造途中にあった無人型ドレッドノート級を流用して完成した艦のひとつ。
軍拡路線から「地球の規模に見合った軍備の最適化」への方針転換を示す、地球の新世代艦として位置づけられている。長期航海可能な艦隊の高速戦闘補給艦として構想され、コスモリバース研究の成果として他の波動エンジン搭載艦への実質的なエネルギー補給機能となる、波動共鳴導波装置を備えた。
また、新開発の特殊弾頭、波動防壁弾は船体以外の任意の空間に短時間ながら波動防壁の展開を実現する。
第65護衛隊に配備され、旗艦ヤマトの右翼を担う。
- 全長 : 278m
- 主機 : 次元波動エンジン×1
- 補機 :
- ケルビンインパルスエンジン・2軸ノズル(艦尾複合ノズル)×2基
- ケルビンインパルスエンジン・4軸ノズル(艦底複合ノズル)×1基
- 艦載機・艦載艇 :
- 空間汎用輸送機SC97〈コスモシーガル〉×2
- 内火艇×4
-
武装 :
- 30.5センチ三連装収束圧縮型衝撃波砲塔×2
- 六連装大型エネルギー砲×1
- 多目的ランチャー(波動防壁弾[四式波動防壁展開弾])×6 他多数
ドレッドノート改級戦闘空母ヒュウガ
時間断層放棄後に残された無人型ドレッドノート級のうち、建造途中にあったものを流用して完成した艦のひとつ。多機能複合型標準戦艦構想のもと、「戦闘空母」として建造された。
船体後半部は艦載機格納庫として換装されており、飛行甲板を備える。限られた船内空間に4飛行隊分を収容するため、艦載機格納シリンダー2基を並列に持つ(連装式シリンダー格納庫)。艦首には波動砲を備えている。
搭載する航空兵力を限定した「軽空母」に分類されるヒュウガは、「地球の規模に見合った軍備の最適化」の方針に適うものとして内外へ喧伝されることとなった。
第65護衛隊に配備され、旗艦ヤマトの左翼を担う。
- 全長 : 295m
- 艦載機・艦載艇 :
- 試製空間戦闘攻撃機〈コスモパイソン〉×16
- 1式空間戦闘攻撃機〈コスモタイガーⅡ〉×16
- 空間汎用輸送機SC97〈コスモシーガル〉×2
*艦載機は2205年の練習航海時のもの。格納シリンダーへの艦載数は片側最大32機。 -
武装 :
- 次元波動爆縮放射機(通称・波動砲)×1
- 30.5センチ三連装収束圧縮型衝撃波砲塔×2
- 六連装大型エネルギー砲×1 他多数
5式空間機動甲冑
技術本部で進められていた装甲宇宙服の高機動化計画に、2式空間機動甲冑の運用データを取り入れて開発された。対空間機動兵器用に対物火器を主として扱う歩兵として位置づけられ、塹壕戦性能と空間機動性能が重視されている。背部に装備したモーメンタム・ホイールを脚部のクローラーと併用することで陸上での機動性が向上。空間機動時にはホイールの高速回転とアーム可動を併用し、マスバランスによる姿勢制御で高い隠密性を実現している。運用の基本は兵員輸送艇による降下および騎兵戦闘艇による空間機動ではあるが、第65護衛隊の練習航海では航空隊と連携し、吸着懸垂下降装置を使用した戦闘訓練が行われた。
- 全長 : 2.09m(標準構成時)
-
武装 :
- 自衛用9mmパルスレーザー機銃 [右腕オプション]
- グレネード・ランチャー×3、ロケット弾ランチャー×2 [左腕オプション]
- 12.7mm標準アサルトライフル [携行火器]
- 30mm機関砲 [携行火器(分隊支援火器)]
試製空間戦闘攻撃機コスモパイソン
次期艦載マルチロールファイターの開発にあたって、総合打撃力を重視した戦闘攻撃機として試製された。
大型対艦砲として陽電子機関砲を中央胴体に内装。左右胴体内の大部分は兵装ベイとなっている。
機体各部はユニット化され、関節構造で可動。通常戦闘、高機動、長距離巡航それぞれに最適化されたモードへと各接続部をスライドさせる。アクティブステルス・フィールドジェネレーターの搭載でステルス性能、ヒッグスドライブ・シンクロナイズド警戒レーダーの搭載で索敵性能が向上している。
戦闘空母ヒュウガに搭載され、試験飛行隊が運用する。
- 全長 : 16.4m(通常戦闘モード時)
- 主機 : 複合輻流式コスモエンジン×2
-
武装 :
- 30mmパルスレーザー機関砲×6
- 12.7mm機関銃×2/57mm陽電子機関砲×1
- 全長 : 402m
- 武装 :
- 波動砲 (ゲシュ=ダールバム:別名〈デスラー砲〉)
- 480ミリ四連装陽電子カノン砲塔×2
- 480ミリ三連装陽電子カノン砲塔
- 対空・対艦ミサイル砲塔×10
- 四連装対空砲塔×6
- 330ミリ三連装陽電子ビーム砲塔×12
- ミサイル発射器×12
- 陽電子ビームランチャー×12
- 近接防御機雷発射口×52
- 魚雷発射管×4
*砲煩兵器の口径は地球側の換算による数値
ガイペロン級多層式航宙母艦 ランベア重武装ユニット装備
ガトランティスの小マゼラン方面軍所属の遊撃隊と交戦、本国へ帰還したランベアは、長期の整備改修のためドック入りし、これに伴い、新型ユニットのテストベッドのひとつとされることととなった。
重武装ユニットと呼称されるこのユニットは火力強化のため、かねてより建造を進められていた特一等戦闘航宙母艦(デウスーラⅢ世)に搭載されているものとほぼ同等の三連装陽電子カノン砲塔、三連装陽電子ビーム砲塔を備えた。
また、長期作戦能力の向上のため、第2甲板部分の約3階層分の空間を居住区画として確保し、長期間の作戦行動を可能にしている。
- 全長 : 410m
- 武装 :
- 480ミリ三連装陽電子カノン砲塔×2
- 330ミリ三連装陽電子ビーム副砲塔×6
- 魚雷発射管×10/魚雷発射管×6/魚雷発射管×8
- ミサイルランチャー×3 他にガイペロン級多層式航宙母艦標準兵装
*砲煩兵器の口径は地球側の換算による数値。なお、艦首部分の形状を変更した後期仕様のガイペロン級に本ユニットを装着することはできない。
プレアデス改級攻勢型戦艦 グレート・プレアデス
デーダーが座乗する黒い巨大戦艦。円盤状の船体に尖塔のような艦橋構造物を備える。
急速な方向転換を船体各所の姿勢制御スラスターで行うことはせず、かわりに船体側部に積層型姿勢制御ユニットを機動翼として持つ。これにより地球艦、ガミラス艦以上の機動性を有している。
地球艦やガミラス艦の陽電子ビーム攻撃を一定、無力化できる特殊シールドを装備するが、ミゴヴェザー・コーティングや波動防壁(ゲシュ=タム・ウォール)とは異なる原理と推測され、地球ともガミラスとも違った技術体系を持っていることが窺われる。
- 全長 : 410m
人物 CHARACTERS
宇宙戦艦ヤマト
古代進 [こだいすすむ]
CV:小野大輔
宇宙戦艦ヤマト(BBY-01)第三代艦長
階級 : 二等宙佐
生年月日 : 2178年7月7日生 かに座 27歳
第65護衛隊旗艦、宇宙戦艦ヤマト艦長。
沖田十三、土方竜に継いでヤマトの指揮を担う。
ガミラス戦争、ガトランティス戦役を通じ過酷な体験を重ね続ける。
時間断層消滅と引きかえに救われたことを重く捉えており、人類に対し責任を果たすことを自分に課している。イスカンダルへの航海で出会った森雪とは、6年後の現在も婚約のまま。
島 大介 [しまだいすけ]
CV:鈴村健一
ヤマト副長/航海科 航海長
階級 : 三等宙佐
生年月日 : 2178年8月15日生 しし座 27歳
ヤマトの副長に就任。航海長としてヤマトの舵を取りつつ、艦長となった親友古代を支える。
古代への信頼は揺るがないが、ときにその頑なさに胸を痛めることも。
繊細かつ大胆不敵な操艦術は健在。
今次航海では副長として艦内の士気を維持することに心を砕いている。
星名 透 [ほしなとおる]
CV:高城元気
保安部 保安部長
階級 : 二等宙尉
生年月日 : 2181年9月23日生 てんびん座 24歳
ヤマト保安部の長。
人当たりの良い好青年だが、常に「最悪」を想定して艦内に目を光らせる。
妻、百合亜とはイスカンダルへの航海で知り合い、ガトランティス戦役のさなかに結ばれた。
山本 玲 [やまもとあきら]
CV:田中理恵
戦術科 航空隊長
階級 : 一等宙尉
生年月日 : 2179年6月13日生 ふたご座 26歳
ヤマト新・航空隊長。火星出身。
亡きクラウス・キーマンへの想いを胸に、若手航空隊員の育成に情熱を注いできた。
常にクールなたたずまいだが、内に秘めた熱さは計り知れない。
抜群の操縦技術は未だ健在で、大勢の教え子と共に第65護衛隊の旗艦ヤマトに合流した。
ヤーブ・スケルジ/ 薮 助治 [やぶすけじ]
CV:チョー
ガミラス軍技術交流官 もとヤマト機関科員(公式記録=戦没者)
階級 : ガミラス軍一等機関兵曹
生年月日 : 2165年2月22日生 うお座 40歳
ガミラスから派遣された技術交流官。
二等ガミラス人であるザルツ人のヤーブ・スケルジ……ということになっているが、実は地球人。
かつてヤマトに乗艦し反乱事件に関わった藪 助治である。
次元潜航艦の乗員として第二の人生を切り開いた藪は、ガミラス星で愛する「家族」を得ていた。
遠い星に家族を残し、再びヤマトに乗艦した藪を待つ運命とは──。
土門竜介 [どもんりゅうすけ]
CV:畠中 祐
戦術科 戦術員
階級 : 准宙尉
生年月日 : 2186年10月10日生 てんびん座 18歳
宇宙防衛大学第38期生を代表する成績優秀者。
本人の希望通り旗艦であるヤマトに配属。戦術科 戦術員となる。
艦長の古代進を見つめる目には、なぜか異様な厳しさが浮かぶ。
京塚みやこ [きょうづかみやこ]
CV:村中 知
衛生科 衛生士
階級 : 准宙尉
生年月日 : 2187年3月3日生 うお座 18歳
ヤマト新人衛生士。
衛生長である佐渡に厳しくも愛情深く育てられている。
多忙を極めていても、同期の仲間への目配りは忘れない。
防大38期生たちの「かすがい」ともいうべき存在。
坂本 茂 [さかもとしげる]
CV:伊東健人
戦術科 航空隊員
階級 : 准宙尉
生年月日 : 2185年12月21日生 いて座 19歳
ヤマト新人航空隊員。
抜群の操縦技能を持つが、精神面に難ありと誰もが評する問題児。
精神的成長を望む山本航空隊長から日々厳しい〈指導〉を受けている。だが、前途は多難。
空間騎兵隊に配属されたキャロライン雷電とは古くからのからの付き合い。
雷電をキャロライン呼ばわりできるのは、防大38期の中でも坂本だけである。
板東平次 [ばんどうへいじ]
CV:羽多野 渉
技術科 技術科員
階級 : 准宙尉
生年月日 : 2186年11月1日生 さそり座 18歳
ヤマト新人技術科員。
新人クルーの中で最も血が熱い男。曲がったことは許せない。
父も軍人でありガトランティス戦役で戦死している。
徳川太助 [とくがわたすけ]
CV:岡本信彦
機関科 機関員
階級 : 准宙尉
生年月日 : 2187年2月22日生 うお座 18歳
ヤマト新人機関科員。
仲間想いの心優しい人間。ヤマト乗艦を目指して防衛大学校に入ったが、その機会は思いのほか早く巡ってきた。「実技は完璧」を自負するが、果たして?
戦没したヤマト機関長徳川彦左衛門の息子であり、周囲のプレッシャーもひとしお。その重圧に耐えながら、一人前の機関士となることを夢描いている。
平和使節団
芹沢虎鉄 [せりざわこてつ]
CV:玄田哲章
地球連邦防衛軍 統括司令副長官
階級 : 宙将
生年月日 : 2144年6月5日生 ふたご座 61歳
地球全権大使。
ガミラスの移民問題に端を発する星間紛争が地球に及ぶことが懸念される中、「平和国家として生まれ変わった地球」を内外に喧伝する重責を担って、今次航海ではヤマトに乗艦する。
ローレン・バレル
CV:てらそままさき
ガミラス星地球大使
生年月日 : 2152年2月14日生 みずがめ座(地球歴換算) 53歳
ガミラス星地球大使。
思慮深い文官肌の人物。ガミラス軍情報部出身。
これまで独裁者アベルト・デスラーの復権を警戒してきたが、ガミラス星の崩壊問題を知り「民族存続」を第一に考えを改めた。
ガルマン星への迅速な移民を成し遂げるうえでも、同盟国地球との関係は維持したいと考えている。
山南 修 [やまなみおさむ]
CV:江原正士
第65護衛隊 隊司令
階級 : 一等宙佐
生年月日 : 2150年4月4日生 おひつじ座 55歳
地球連邦宇宙海軍総司令官 第65護衛隊隊司令。
かつて時間断層の自動工廠から生み出された大艦隊を指揮した知将。
ガトランティスとの終わりなき殲滅戦を体験した結果、「地球の未来は 《人間の手》 が作り上げる」と考えるに至った。
現在は人材の育成に力を注いでいる。
補給母艦アスカ
森 雪 [もりゆき]
CV:桑島法子
補給母艦アスカ(DAOE-01)艦長
階級 : 二等宙佐
生年月日 : 2178年12月24日生 やぎ座 26歳
古代進の婚約者。
時間断層消滅の責任を背負い込む古代を案じていた矢先、軍からアスカ艦長就任の打診を受ける。
推挙した藤堂自身が「三段跳び」と語るほど常識外れの人事だったが、雪は要請を受諾。
今の古代を支えるには、距離を置き対等な立場に立つ必要がある……雪はそう考えた。
補給母艦たるアスカは防壁弾と活性波動共鳴波を使って僚艦を守り戦線へ復帰させる。
その姿は、古代を守り、時に厳しく立ち直らせる雪と重なるものがある。
桐生美影 [きりゅうみかげ] CV:中村繪里子
技術科員 解析・通信を担当
階級 : 三等宙尉
生年月日 : 2180年4月18日生 おひつじ座 25歳
アスカ技術科員。言語学のエキスパート。友軍ガミラスの言語にも精通している。
そのスキルを活かし、アスカでは情報解析と共に通信も担当。
趣味は非常に多彩。北欧神話、古典美術、旧世代の洋上艦など様々なものに愛を注ぐ。
永倉詩織 [ながくらしおり]
CV:雨谷和砂
空間騎兵隊 第65特別任務隊 小隊長
階級 : 三等宙尉
生年月日 : 2173年5月23日生 ふたご座 32歳
空間騎兵隊隊長。
歴戦の女性空間騎兵。ガトランティス戦役で戦死した前隊長、斉藤始の跡を継ぎ31人の部下を率いる。
新型機動甲冑の扱いは部隊随一。荒っぽい口調と裏腹に、隊員たちを見つめる目は優しい。
キャロライン雷電 [きゃろらいんらいでん]
CV:森永千才
空間騎兵隊 第65特別任務隊 隊員 永倉分隊
階級 : 准宙尉
生年月日 : 2185年12月31日生 やぎ座 19歳
新人空間騎兵隊員。
アメリカ西海岸で生まれ育つ。父は日本人外交官、母はアメリカ人。8歳の時、両親が離婚。
キャロラインは父と共に日本へ移住し、首都郊外の地下都市で日本人として成長した。(坂本茂とはこの時代に知り合っている)
ガトランティス戦役後、宇宙防衛大学校への進学を決めたのは、厳格な父のもとを離れるため。
父、五郎とは折り合いが悪く長く連絡を取っていない。
戦闘空母ヒュウガ
真田志郎 [さなだしろう]
CV:大塚芳忠
戦闘空母ヒュウガ(DCV-01)艦長
階級 : 二等宙佐
生年月日 : 2169年2月11日生 みずがめ座 36歳
第65護衛隊所属 戦闘空母ヒュウガ艦長。
合理的判断を最大の武器とする天才科学者。
第65護衛隊発足に伴い、戦闘空母の艦長就任を要請されこれを受諾。
波動砲搭載型空母を効率的に運用するため、艦のサブフレームAU-19を量産し連動させるシステムを自ら考案した。
アナライザーズ ㍳-19
CV:チョー
青 : 航空管制 ・ カタパルト管理担当
黄 : 整備 ・ 補給担当
桃 : 火器管制担当
ヒュウガの自立型サブフレーム部隊。
ヒュウガには、運用目的ごとに色分けされたAU19が40機配備されている。
全機が連動して管制、整備、カタパルト管理などを効率的に推し進める。
艦橋配備の3機は各セクションのリーダー機である。
彼らのAIは非常に優秀であり、個体ごとに微妙に異なる個性が垣間見える。
篠原弘樹 [しのはらひろき]
CV:平川大輔
戦術科 航空隊隊長
階級 : 一等宙尉
生年月日 : 2175年10月19日生 てんびん座 30歳
ヒュウガ航空隊隊長。新型機コスモパイソンを主力とする部隊を束ねる。
戦死した前ヤマト航空隊隊長加藤三郎とは長年にわたる付き合い。
今は加藤の遺児、翼の成長を何よりの楽しみにしている。
波動実験艦 銀河
藤堂早紀 [とうどうさき]
CV:高垣彩陽
波動実験艦 銀河 (BBY-03) 艦長
階級 : 三等宙佐
生年月日 : 2176年11月14日生 さそり座 29歳
波動実験艦 銀河 艦長。
ガトランティス戦役後、コスモリバースシステムを一部修復した銀河を使い、破壊された月の再生に取り組んでいた。
以前の張り詰めていた表情は影を潜めており、心の中の穏やかな変化が伺える。
神崎 恵 [かんざきめぐみ]
CV:林原めぐみ
波動実験艦 銀河 副長
階級 : 一等宙尉
生年月日 : 2166年12月4日生 いて座 38歳
銀河副長 船務科 船務長。
思考は常に論理的で冷静。艦長の藤堂早紀を公私に渡って支え続ける良き理解者。
MIT卒業の才媛で真田志郎とは同窓。
銀河の若いクルーからは《アンチエイジングの魔女》と囁かれている。
地球連邦防衛軍
藤堂平九郎 [とうどうへいくろう]
CV:小島敏彦
地球連邦防衛軍 統括司令長官
生年月日 : 2140年9月25日生 てんびん座 65歳
ガルマン星をめぐる領土紛争に地球が巻き込まれぬことを願い、最善を尽くす。
新たに編制された第65護衛隊の人事は、藤堂の考えに基づいている。
波動実験艦銀河の艦長、藤堂早紀はひとり娘。
ガミラス戦争の初期に亡くなった妻 ・ 千晶に代わって早紀を男手で育て上げた。
沖田十三 [おきたじゅうぞう]
CV:菅生隆之
宇宙戦艦ヤマト初代艦長
階級 : 宙将(死亡時)
生年月日 : 2142年12月8日生 いて座 享年58歳
平和を願って戦いを貫いたその生き様は、ヤマト乗員に大きな影響を遺した。
死後はイスカンダル往還の功績をたたえられ、首都近郊に作られた 〈 英雄の丘 〉 に祀られている。
ガミラス星
アベルト・デスラー
CV:山寺宏一
もと大ガミラス帝星永世総統
生年月日 : 2166年3月19日生 うお座(地球歴換算)
もと大ガミラス帝星永世総統。
新たに建造されたデスラー砲搭載の特一等航宙戦闘母艦「デウスーラ三世」に座乗。
ガトランティス戦役末期、甥であるランハルト・デスラー(クラウス・キーマン)からガミラス民族の行く末を託された。その約束を果たすため、崩壊の危機が迫るガミラス星からすべての国民を移住させる大移民計画を立案、ガミラス民主政府と協力して推し進める。移民先となる「ガルマン星」は強大な星間国家ボラー連邦の勢力下にあるが、デスラーは、虐げられたガルマン人を解放し星を奪取することを決意している。
ガデル・タラン
CV:中村浩太郎
デスラー艦隊隊司令
階級 : 中将
年齢 : 46歳相当
かつてアベルト・デスラー政権下でガミラス帝星国防軍参謀次長を務めていた人物。
“反逆者”の烙印を押されたデスラーが、「ガミラス星の寿命」という大問題を孤独に抱えていた真相を知り、ガトランティス戦役の際、合流した。
昔ながらの軍人気質な人物で、忠義に厚く行動的。ガルマン星奪取に賭けるデスラーを支え続ける。
レドフ・ヒス
CV:秋元羊介
ガミラス星首相
年齢 : 60歳相当
民主化に舵を切った現ガミラス政権の首相。
早くに妻子を失い長く独り身だったが、ザルツ人の少女ヒルデ・シュルツと出会い後見人となった。
その直後、デスラーの情報開示により「ガミラス星の寿命」が間近に迫りつつあることを認識。移住先を特定する前から内外に「非常事態」を喧伝し、航宙艦隊を束ねるディッツ提督らと共に移民計画を推し進めてきた。
ヒルデ・シュルツ
CV:三浦綾乃
ザルツ人
年齢 : 19歳相当
かつてガミラスの冥王星前線基地司令官を務めたヴァルケ・シュルツの一人娘。ザルツ人。
父の戦死で名誉ガミラス臣民の権利を得た後、レドフ・ヒスと知り合い、娘同然の愛情を注がれてきた。
ヒスから「正式な養女に迎えたい」と言われているが、ガミラス民主政府の首相という立場に傷をつけることを恐れ、ヒルデは回答を保留している。
イスカンダル星
スターシャ・イスカンダル
CV:井上喜久子
イスカンダル星女王 年齢不詳
イスカンダル星女王。ガミラス戦争時、滅亡の淵に立たされた地球に救いの手を差し伸べた。
第二皇女サーシャ(死亡)と第三皇女ユリーシャの2人の妹がいる。
イスカンダルが歩んだ覇権主義国家の歴史を「過ち」と恥じ、波動エネルギーを武器として使うことを強く拒否し続けている。
古代 進の実兄、守とは異星人の壁を越えて愛を交わしたとも言われており、守の死を看取ったのちも、その人格を保存した光球と共に過ごしていた。
ユリーシャ・イスカンダル
CV:桑島法子
イスカンダル星第三皇女
年齢不詳
イスカンダル星第三皇女。スターシャの末妹。
ガミラス戦争のさなか、長姉スターシャの命を受け地球に次元波動推進機関の設計図を届けた。
その後事故に遭い、意識不明の状態でヤマトの自動航法装置の中核となっていた。
戦争終結後は、独裁体制崩壊で混乱するガミラスを導くため、従者のメルダ・ディッツと共にガミラス星へ渡った。
現在はスターシャの意向を受け、イスカンダル星へ戻っている。
デーダー
CV:天田益男
グレートプレアデス 艦長
黒い巨大戦艦グレート・プレアデスの艦長席に深々と腰を沈める屈強な指揮官。
戦闘指揮に際して眼球表面に幾何学的なパターンが浮かび上がる。
生身のままの人間でないことをうかがわせるが、反面その肉体は鍛え抜かれた筋肉で覆われている。