2022年2月4日上映
4TH FEBRUARY 2022 ROADSHOW
過去の投稿
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STAFF
原作 ◎ 西﨑義展
製作総指揮/著作総監修 ◎ 西﨑彰司
監督 ◎ 安田賢司
シリーズ構成/脚本 ◎ 福井晴敏
脚本 ◎ 岡 秀樹
キャラクターデザイン ◎ 結城信輝
メカニカルデザイン ◎ 玉盛順一朗・石津泰志・明貴美加
ゲストキャラクターデザイン ◎ 小林千鶴・岸田隆宏・立石 聖
プロップデザイン ◎ 枝松 聖
美術監督 ◎ 合六 弘・池田裕輔・舘藤健一
色彩設計 ◎ 中山久美子
撮影監督 ◎ 松井伸哉
CGディレクター ◎ 後藤浩幸
編集 ◎ 兼重涼子
音楽 ◎ 宮川彬良・宮川 泰
音響監督 ◎ 吉田知弘
オリジナルサウンドエフェクト ◎ 柏原 満
アニメーション制作 ◎ サテライト
製作 ◎ 宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会
CAST
古代 進 ◎ 小野大輔
森 雪 ◎ 桑島法子
真田志郎 ◎ 大塚芳忠
島 大介 ◎ 鈴村健一
ヤーブ・スケルジ/薮 助治 ◎ チョー
土門竜介 ◎ 畠中 祐
京塚みやこ ◎ 村中 知
坂本 茂 ◎ 伊東健人
板東平次 ◎ 羽多野渉
徳川太助 ◎ 岡本信彦
キャロライン雷電 ◎ 森永千才
藤堂平九郎 ◎ 小島敏彦
芹沢虎鉄 ◎ 玄田哲章
ローレン・バレル ◎ てらそままさき
山南 修 ◎ 江原正士
アベルト・デスラー ◎ 山寺宏一
ガデル・タラン ◎ 中村浩太郎
レドフ・ヒス ◎ 秋元羊介
スターシャ ◎ 井上喜久子
デーダー ◎ 天田益男
メカニック MECHANIC
地球
宇宙戦艦ヤマト(第3次改装型)
高次元世界からの帰還後、第65護衛隊の編制にあたり、ヤマトは三度目の改装を施された。
第65護衛隊にはイスカンダル星表敬訪問が予定されており、改装は銀河間航海艦隊の旗艦を想定したものとなった。長期航海の実績を基に超光速航行時における推進装置ならびに船体形状の最適化が行われ、支援船を搭載可能とするべく艦載機格納庫には大規模な改装が施された。これにともなって大型艦載機発着口が後部左右舷側に設けられている。
また、ガトランティス戦役での戦闘経験から上部構造物基部周辺には対空間防御力の強化が施され、波動砲射撃性能の向上のため砲口の改良などが行われた。
- 全長 : 333m
- 主機 : 次元波動エンジン×1
- 補機 : 艦本式コスモタービン改×8・2軸
- 艦載機・艦載艇 :
- 零式52型空間艦上戦闘機〈コスモゼロ〉×2
- 1式空間戦闘攻撃機〈コスモタイガーⅡ〉×32(予備機4)
- 武装 :
- 次元波動爆縮放射機(通称:波動砲)×1
- 48サンチ三連装陽電子衝撃砲塔×3
- 20サンチ三連装陽電子衝撃砲塔×2
- 魚雷発射管×12
- 8連装ミサイル発射塔×1 他多数
ドレッドノート改級補給母艦アスカ
時間断層放棄後、建造途中にあった無人型ドレッドノート級を流用して完成した艦のひとつ。
軍拡路線から「地球の規模に見合った軍備の最適化」への方針転換を示す、地球の新世代艦として位置づけられている。長期航海可能な艦隊の高速戦闘補給艦として構想され、コスモリバース研究の成果として他の波動エンジン搭載艦への実質的なエネルギー補給機能となる、波動共鳴導波装置を備えた。
また、新開発の特殊弾頭、波動防壁弾は船体以外の任意の空間に短時間ながら波動防壁の展開を実現する。
第65護衛隊に配備され、旗艦ヤマトの右翼を担う。
- 全長 : 278m
- 主機 : 次元波動エンジン×1
- 補機 :
- ケルビンインパルスエンジン・2軸ノズル(艦尾複合ノズル)×2基
- ケルビンインパルスエンジン・4軸ノズル(艦底複合ノズル)×1基
- 艦載機・艦載艇 :
- 空間汎用輸送機SC97〈コスモシーガル〉×2
- 内火艇×4
-
武装 :
- 30.5センチ三連装収束圧縮型衝撃波砲塔×2
- 六連装大型エネルギー砲×1
- 多目的ランチャー(波動防壁弾[四式波動防壁展開弾])×6 他多数
ドレッドノート改級戦闘空母ヒュウガ
時間断層放棄後に残された無人型ドレッドノート級のうち、建造途中にあったものを流用して完成した艦のひとつ。多機能複合型標準戦艦構想のもと、「戦闘空母」として建造された。
船体後半部は艦載機格納庫として換装されており、飛行甲板を備える。限られた船内空間に4飛行隊分を収容するため、艦載機格納シリンダー2基を並列に持つ(連装式シリンダー格納庫)。艦首には波動砲を備えている。
搭載する航空兵力を限定した「軽空母」に分類されるヒュウガは、「地球の規模に見合った軍備の最適化」の方針に適うものとして内外へ喧伝されることとなった。
第65護衛隊に配備され、旗艦ヤマトの左翼を担う。
- 全長 : 295m
- 艦載機・艦載艇 :
- 試製空間戦闘攻撃機〈コスモパイソン〉×16
- 1式空間戦闘攻撃機〈コスモタイガーⅡ〉×16
- 空間汎用輸送機SC97〈コスモシーガル〉×2
*艦載機は2205年の練習航海時のもの。格納シリンダーへの艦載数は片側最大32機。 -
武装 :
- 次元波動爆縮放射機(通称・波動砲)×1
- 30.5センチ三連装収束圧縮型衝撃波砲塔×2
- 六連装大型エネルギー砲×1 他多数
5式空間機動甲冑
技術本部で進められていた装甲宇宙服の高機動化計画に、2式空間機動甲冑の運用データを取り入れて開発された。対空間機動兵器用に対物火器を主として扱う歩兵として位置づけられ、塹壕戦性能と空間機動性能が重視されている。背部に装備したモーメンタム・ホイールを脚部のクローラーと併用することで陸上での機動性が向上。空間機動時にはホイールの高速回転とアーム可動を併用し、マスバランスによる姿勢制御で高い隠密性を実現している。運用の基本は兵員輸送艇による降下および騎兵戦闘艇による空間機動ではあるが、第65護衛隊の練習航海では航空隊と連携し、吸着懸垂下降装置を使用した戦闘訓練が行われた。
- 全長 : 2.09m(標準構成時)
-
武装 :
- 自衛用9mmパルスレーザー機銃 [右腕オプション]
- グレネード・ランチャー×3、ロケット弾ランチャー×2 [左腕オプション]
- 12.7mm標準アサルトライフル [携行火器]
- 30mm機関砲 [携行火器(分隊支援火器)]
試製空間戦闘攻撃機コスモパイソン
次期艦載マルチロールファイターの開発にあたって、総合打撃力を重視した戦闘攻撃機として試製された。
大型対艦砲として陽電子機関砲を中央胴体に内装。左右胴体内の大部分は兵装ベイとなっている。
機体各部はユニット化され、関節構造で可動。通常戦闘、高機動、長距離巡航それぞれに最適化されたモードへと各接続部をスライドさせる。アクティブステルス・フィールドジェネレーターの搭載でステルス性能、ヒッグスドライブ・シンクロナイズド警戒レーダーの搭載で索敵性能が向上している。
戦闘空母ヒュウガに搭載され、試験飛行隊が運用する。
- 全長 : 16.4m(通常戦闘モード時)
- 主機 : 複合輻流式コスモエンジン×2
-
武装 :
- 30mmパルスレーザー機関砲×6
- 12.7mm機関銃×2/57mm陽電子機関砲×1
AAA-21 アルフェラッツ
アルフェラッツは有人型として設計、完成された初期アンドロメダ級の21番艦となる。熾烈を極めたガトランティス
との戦いを潜り抜け、無疵で残ったアンドロメダ級は極めて少なく、アルフェラッツも戦後、大規模な修繕を受け
ることとなった。
2205年現在、アルフェラッツは第十一番惑星近海に取り残されたガトランティス艦隊の残骸の調査(再活性化
の監視)の任務にあたっている。 なお、ガトランティス戦役時のマーキングは波動砲艦隊構想を内外に誇示する
ためのフォーマル・ドレスアップ・モード(礼装・儀仗運用)であり、現在のアルフェラッツのマーキングはサービス・モ
ード(通常運用)として位置づけられている。
大型内火艇
【 標準内火艇5号型 「ぎんが01」「ぎんが02」】
他の艦艇への連絡船として用いられるなど、乗員や物資の輸送、救命作業、雑務に使用される装載艇(艦載
艇)。大小いくつかの種類のものが各艦に装備されている。内火艇5号型は比較的大きなものに分類される。
内火艇5号型は2202年以降に生産され、ドレッドノート級をはじめとする多くの艦にも搭載されている。
全長 : 15m
全高 : 6.0m
全幅 : 4.7m
最大乗員数 : 約50名
ガミラス星
- 全長 : 402m
- 武装 :
- 波動砲 (ゲシュ=ダールバム:別名〈デスラー砲〉)
- 480ミリ四連装陽電子カノン砲塔×2
- 480ミリ三連装陽電子カノン砲塔
- 対空・対艦ミサイル砲塔×10
- 四連装対空砲塔×6
- 330ミリ三連装陽電子ビーム砲塔×12
- ミサイル発射器×12
- 陽電子ビームランチャー×12
- 近接防御機雷発射口×52
- 魚雷発射管×4
*砲煩兵器の口径は地球側の換算による数値
ガイペロン級多層式航宙母艦 ランベア重武装ユニット装備
ガトランティスの小マゼラン方面軍所属の遊撃隊と交戦、本国へ帰還したランベアは、長期の整備改修のためドック入りし、これに伴い、新型ユニットのテストベッドのひとつとされることととなった。
重武装ユニットと呼称されるこのユニットは火力強化のため、かねてより建造を進められていた特一等戦闘航宙母艦(デウスーラⅢ世)に搭載されているものとほぼ同等の三連装陽電子カノン砲塔、三連装陽電子ビーム砲塔を備えた。
また、長期作戦能力の向上のため、第2甲板部分の約3階層分の空間を居住区画として確保し、長期間の作戦行動を可能にしている。
- 全長 : 410m
- 武装 :
- 480ミリ三連装陽電子カノン砲塔×2
- 330ミリ三連装陽電子ビーム副砲塔×6
- 魚雷発射管×10/魚雷発射管×6/魚雷発射管×8
- ミサイルランチャー×3 他にガイペロン級多層式航宙母艦標準兵装
*砲煩兵器の口径は地球側の換算による数値。なお、艦首部分の形状を変更した後期仕様のガイペロン級に本ユニットを装着することはできない。
ガイペロン級多層式航宙母艦
バルメス
ガイペロン級として初期に就役した艦のひとつ。艦名のバルメスはガミラス語の「攻撃する」に由来する。老朽艦
としてガミラス本星でドック入りしていたシュデルグとは異なり、旧デスラー体制下ではディッツ提督麾下の航宙艦
隊外洋機動艦隊に所属し、改修を重ねて運用され続けていた。通常、甲板上の番号は作戦行動ごとに与え
られるが、3桁であることがガルマン星奪取作戦の直前までこの艦が本星ではなく、外洋で運用されていたことを
示している。
全長 : 410m
武装 :
133ミリ三連装陽電子カノン砲塔×5
33ミリ四連装陽電子速射砲塔×8
*口径は地球側の換算による数値
ガミラス移民船団
アベルト・デスラーからもたらされた惑星ガミラスに寿命が迫りつつあるという事実は、民主化ガミラスとデスラー派
の間に協調関係を成立させ、全ガミラス人の移住計画が開始されるはこびとなった。
これまでの調査、探索から移住可能な惑星は天の川銀河に存在する可能性が高いと考えられ、かつてバラン
星から約3万光年の位置にあった亜空間ゲートは地球側の支援を得て、銀河系外縁部へ移設された。
移民船団は簡易都市型移民船を主力とし、民間の船も徴用された。
植民星からの物資輸送に用いられたタンカー船や、バラン鎮守府方面で原生生物の移送に使われることもあっ
た重機材運搬船などは改装され、カーゴ内に居住区画を設けられた。
軍の病院船も若干の改装を施され、移民船団へ投入されている。
また、地球から贈られた移民船も船団の輸送力の一翼を担った。
簡易都市型移民船 全長 : 約20km
重機材運搬船 全長 : 260m
タンカー船 全長 : 387m
地球型移民船 全長 : 250m
病院船 全長 : 257m
超ゲルバデス級航宙輸送艦
第23工廠植民惑星で独自に計画、建造された超大型艦。
物資、人員の長距離輸送を目的として試作された。
設計にあたってはゲルバデス級航宙戦闘母艦の外観が参考にされたが、兵器開発局で進められた航宙戦闘
母艦の開発計画に直接の関係を持たない。
アベルト・デスラーと民主ガミラスの和解により、完成した本艦は航宙艦隊総司令部のガル・ディッツ提督の指
示のもと、移住惑星探索用の艦としてデスラー派へ譲渡された。
その際、船体色は「高貴なる青」に変更され、ノイ・デウスーラを失ったコア・シップを甲板上に設置することで暫
定的に外殻ユニットとして使用されることとなった。
ガルマン星奪取作戦において自沈し、波動共鳴現象を起こすことでボラー艦隊を行動不能にした。
デザリアム・ハンマー
デザリアムが用いる『槍状の物体』。崩壊の迫った天体をエネルギー資源化する装置。
砲撃を無効化する特殊装甲を持ち、ガミラス艦の陽電子ビーム攻撃でも破壊することはできない。
単体での時空跳躍(ワープ航法)が可能だが、天体のエネルギー資源化には大量の数が必要とされると思われ
る。
本装置は採取したエネルギーを送り出す機能を持つが、伝送先、目的は現段階ではわかっていない。
全長 : 約600m
プレアデス改級攻勢型戦艦 グレート・プレアデス
デーダーが座乗する黒い巨大戦艦。円盤状の船体に尖塔のような艦橋構造物を備える。
急速な方向転換を船体各所の姿勢制御スラスターで行うことはせず、かわりに船体側部に積層型姿勢制御ユニットを機動翼として持つ。これにより地球艦、ガミラス艦以上の機動性を有している。
地球艦やガミラス艦の陽電子ビーム攻撃を一定、無力化できる特殊シールドを装備するが、ミゴヴェザー・コーティングや波動防壁(ゲシュ=タム・ウォール)とは異なる原理と推測され、地球ともガミラスとも違った技術体系を持っていることが窺われる。
- 全長 : 410m
- 艦載機 : 襲撃戦闘機カタピラス その他
- 武装 :
- 三連装重核子ベータ砲塔×2
- 三連装重核子アルファ砲塔×1
- 三連装対空砲塔×4
- ミサイル発射機×6
- 魚雷発射管×10
- 魚雷発射管×4
プレアデス級攻勢型戦艦
グレート・プレアデスを旗艦とし、デザリアム・ハンマーを送り込んだ艦隊を構成する。
主砲として三連装のビーム砲塔を備える。
積層型姿勢制御ユニットを備えるが、プレアデス級攻勢型戦艦はグレート・プレアデスと異なり、機動翼を持た
ない。ただし、ヒアデス級護衛艦の倍近い船体を機動させまた、主機関とは別に補機を艦底に備え、船体上部
の艦橋とは別に艦底部管制室を持つ。
全長 : 405m
艦載機 : 襲撃戦闘機カタピラス その他
武装 :
三連装重核子ベータ砲塔×2
三連装重核子アルファ砲塔
三連装対空砲塔×4
ミサイル発射管×2
魚雷発射管×3
ヒアデス級護衛艦
グレート・プレアデスを旗艦とし、デザリアム・ハンマーを送り込んだ艦隊を構成する。
主砲として三連装のビーム砲塔を備えるが、ヒアデス級護衛艦は戦艦の副砲として採用されているものを装備
し、火力は若干劣る。
プレアデス改級攻勢型戦艦、プレアデス級攻勢型戦艦と異なり、主機関のみで補機はなく、艦底部管制室も
持たない。
全長 : 210m
武装 :
三連装重核子アルファ砲塔×2
三連装ミサイルポッド×2
ミサイルポッド×2
魚雷発射管
防御兵装
襲撃戦闘機カタピラス
デザリアム艦隊の戦艦に搭載される有人戦闘機。
ガミラス、ガトランティス、地球、いずれの空間戦闘機とも異なる独特な形状を持つ。そのシルエットから「芋虫型
戦闘機」と呼称されることもある。格闘戦時には機体側面の高機動翼を展開、機首の高機動スラスターとの連
動で優れた運動性を発揮する。一方でパイロットには多大な負荷がかかると推測されるが、詳細は不明。
全長 : 20m
武装 :
魚雷×2
機銃×6
自動惑星ゴルバ
イスカンダル星移送のために派遣された移動要塞。「自動惑星」の異名を持つ。フィールド発生器で天体を慣
性制御し、移動させることができる。これらはゴルバ周囲の任意の空間の重力を制御し、複数の重力傾斜を発
生させる。
また、波動砲の直撃を無力化できるクラスの位相変換装甲を有する。位相変換装甲はエネルギー波を逆相
波によって打ち消すものであり、その特性により電磁波を相殺し、ゴルバはその姿を完全なステルス状態とするこ
ともできる。
なお、天体をワープさせることも可能であり、この際にはエネルギー供給用外部ユニットとしてデザリアム・ハンマー
を使用する。
全長 : 10km
艦載機 : 襲撃戦闘機カタピラス多数
*内部に殲滅多脚戦車を多数搭載する。
砲熕兵器 :
超大型重力場収束式ベータ砲
大口径重核子ベータ砲×8(主砲)
*他、対空・対艦ミサイル、重核子ベータ砲、重核子アルファ砲をはじめとする防御兵装を多数備える。
ボラー連邦
『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』
ボラー戦艦・空母
ボラー連邦の艦船はガルマン星周辺で戦艦2種と航宙母艦が確認されている(各艦の名称は現段階では不明
)。
いずれも主兵装を船体に内装し、使用時に現れる隠顕式を採用している。
これはボラー連邦の艦船が星間物質の濃密な空間を移動することが多いためと推定されている。
なお、内惑星戦争以前に火星で発見されたといわれる宇宙船の残骸と、ボラー連邦の戦艦の間に、共通する
特徴を指摘する者もいる。
ボラー戦艦A型(右上)
全長 : 320m
武装 :
ボラー砲×1/隠顕式四連装陽電子砲×4/隠顕式三連装小型陽電子砲×12/隠顕式二連装空間機銃×
14/後方対応兵器群×4/空間魚雷発射管×6
ボラー戦艦B型(右下)
全長 : 300m
武装 :
ボラー砲×1/補助光線砲×1/隠顕式四連装陽電子砲×3/対艦ミサイルランチャー×8/隠顕式三連装小
型陽電子砲×14/隠顕式副砲×4/隠顕式二連装空間機銃×6/空間魚雷発射管×4/対艦兵器群(ミサイ
ルなど)×12
ボラー航宙母艦(左)
全長 : 300m
武装 :
ボラー砲×1/補助光線砲×1/隠顕式四連装陽電子砲×3/対艦ミサイルランチャー×8/隠顕式三連装小
型陽電子砲×14/隠顕式副砲×4/隠顕式二連装空間機銃×6/空間魚雷発射管×4/対艦兵器群(ミサイ
ルなど)×12
人物 CHARACTERS
宇宙戦艦ヤマト
古代進 [こだいすすむ]
CV:小野大輔
宇宙戦艦ヤマト(BBY-01)第三代艦長
階級 : 二等宙佐
生年月日 : 2178年7月7日生 かに座 27歳
第65護衛隊旗艦、宇宙戦艦ヤマト艦長。
沖田十三、土方竜に継いでヤマトの指揮を担う。
ガミラス戦争、ガトランティス戦役を通じ過酷な体験を重ね続ける。
時間断層消滅と引きかえに救われたことを重く捉えており、人類に対し責任を果たすことを自分に課している。イスカンダルへの航海で出会った森雪とは、6年後の現在も婚約のまま。
島 大介 [しまだいすけ]
CV:鈴村健一
ヤマト副長/航海科 航海長
階級 : 三等宙佐
生年月日 : 2178年8月15日生 しし座 27歳
ヤマトの副長に就任。航海長としてヤマトの舵を取りつつ、艦長となった親友古代を支える。
古代への信頼は揺るがないが、ときにその頑なさに胸を痛めることも。
繊細かつ大胆不敵な操艦術は健在。
今次航海では副長として艦内の士気を維持することに心を砕いている。
星名 透 [ほしなとおる]
CV:高城元気
保安部 保安部長
階級 : 二等宙尉
生年月日 : 2181年9月23日生 てんびん座 24歳
ヤマト保安部の長。
人当たりの良い好青年だが、常に「最悪」を想定して艦内に目を光らせる。
妻、百合亜とはイスカンダルへの航海で知り合い、ガトランティス戦役のさなかに結ばれた。
山本 玲 [やまもとあきら]
CV:田中理恵
戦術科 航空隊長
階級 : 一等宙尉
生年月日 : 2179年6月13日生 ふたご座 26歳
ヤマト新・航空隊長。火星出身。
亡きクラウス・キーマンへの想いを胸に、若手航空隊員の育成に情熱を注いできた。
常にクールなたたずまいだが、内に秘めた熱さは計り知れない。
抜群の操縦技術は未だ健在で、大勢の教え子と共に第65護衛隊の旗艦ヤマトに合流した。
ヤーブ・スケルジ/ 薮 助治 [やぶすけじ]
CV:チョー
ガミラス軍技術交流官 もとヤマト機関科員(公式記録=戦没者)
階級 : ガミラス軍一等機関兵曹
生年月日 : 2165年2月22日生 うお座 40歳
ガミラスから派遣された技術交流官。
二等ガミラス人であるザルツ人のヤーブ・スケルジ……ということになっているが、実は地球人。
かつてヤマトに乗艦し反乱事件に関わった藪 助治である。
次元潜航艦の乗員として第二の人生を切り開いた藪は、ガミラス星で愛する「家族」を得ていた。
遠い星に家族を残し、再びヤマトに乗艦した藪を待つ運命とは──。
土門竜介 [どもんりゅうすけ]
CV:畠中 祐
戦術科 戦術員
階級 : 准宙尉
生年月日 : 2186年10月10日生 てんびん座 18歳
宇宙防衛大学第38期生を代表する成績優秀者。
本人の希望通り旗艦であるヤマトに配属。戦術科 戦術員となる。
艦長の古代進を見つめる目には、なぜか異様な厳しさが浮かぶ。
京塚みやこ [きょうづかみやこ]
CV:村中 知
衛生科 衛生士
階級 : 准宙尉
生年月日 : 2187年3月3日生 うお座 18歳
ヤマト新人衛生士。
衛生長である佐渡に厳しくも愛情深く育てられている。
多忙を極めていても、同期の仲間への目配りは忘れない。
防大38期生たちの「かすがい」ともいうべき存在。
坂本 茂 [さかもとしげる]
CV:伊東健人
戦術科 航空隊員
階級 : 准宙尉
生年月日 : 2185年12月21日生 いて座 19歳
ヤマト新人航空隊員。
抜群の操縦技能を持つが、精神面に難ありと誰もが評する問題児。
精神的成長を望む山本航空隊長から日々厳しい〈指導〉を受けている。だが、前途は多難。
空間騎兵隊に配属されたキャロライン雷電とは古くからのからの付き合い。
雷電をキャロライン呼ばわりできるのは、防大38期の中でも坂本だけである。
板東平次 [ばんどうへいじ]
CV:羽多野 渉
技術科 技術科員
階級 : 准宙尉
生年月日 : 2186年11月1日生 さそり座 18歳
ヤマト新人技術科員。
新人クルーの中で最も血が熱い男。曲がったことは許せない。
父も軍人でありガトランティス戦役で戦死している。
徳川太助 [とくがわたすけ]
CV:岡本信彦
機関科 機関員
階級 : 准宙尉
生年月日 : 2187年2月22日生 うお座 18歳
ヤマト新人機関科員。
仲間想いの心優しい人間。ヤマト乗艦を目指して防衛大学校に入ったが、その機会は思いのほか早く巡ってきた。「実技は完璧」を自負するが、果たして?
戦没したヤマト機関長徳川彦左衛門の息子であり、周囲のプレッシャーもひとしお。その重圧に耐えながら、一人前の機関士となることを夢描いている。
平和使節団
芹沢虎鉄 [せりざわこてつ]
CV:玄田哲章
地球連邦防衛軍 統括司令副長官
階級 : 宙将
生年月日 : 2144年6月5日生 ふたご座 61歳
地球全権大使。
ガミラスの移民問題に端を発する星間紛争が地球に及ぶことが懸念される中、「平和国家として生まれ変わった地球」を内外に喧伝する重責を担って、今次航海ではヤマトに乗艦する。
ローレン・バレル
CV:てらそままさき
ガミラス星地球大使
生年月日 : 2152年2月14日生 みずがめ座(地球歴換算) 53歳
ガミラス星地球大使。
思慮深い文官肌の人物。ガミラス軍情報部出身。
これまで独裁者アベルト・デスラーの復権を警戒してきたが、ガミラス星の崩壊問題を知り「民族存続」を第一に考えを改めた。
ガルマン星への迅速な移民を成し遂げるうえでも、同盟国地球との関係は維持したいと考えている。
山南 修 [やまなみおさむ]
CV:江原正士
第65護衛隊 隊司令
階級 : 一等宙佐
生年月日 : 2150年4月4日生 おひつじ座 55歳
地球連邦宇宙海軍総司令官 第65護衛隊隊司令。
かつて時間断層の自動工廠から生み出された大艦隊を指揮した知将。
ガトランティスとの終わりなき殲滅戦を体験した結果、「地球の未来は 《人間の手》 が作り上げる」と考えるに至った。
現在は人材の育成に力を注いでいる。
補給母艦アスカ
森 雪 [もりゆき]
CV:桑島法子
補給母艦アスカ(DAOE-01)艦長
階級 : 二等宙佐
生年月日 : 2178年12月24日生 やぎ座 26歳
古代進の婚約者。
時間断層消滅の責任を背負い込む古代を案じていた矢先、軍からアスカ艦長就任の打診を受ける。
推挙した藤堂自身が「三段跳び」と語るほど常識外れの人事だったが、雪は要請を受諾。
今の古代を支えるには、距離を置き対等な立場に立つ必要がある……雪はそう考えた。
補給母艦たるアスカは防壁弾と活性波動共鳴波を使って僚艦を守り戦線へ復帰させる。
その姿は、古代を守り、時に厳しく立ち直らせる雪と重なるものがある。
桐生美影 [きりゅうみかげ] CV:中村繪里子
技術科員 解析・通信を担当
階級 : 三等宙尉
生年月日 : 2180年4月18日生 おひつじ座 25歳
アスカ技術科員。言語学のエキスパート。友軍ガミラスの言語にも精通している。
そのスキルを活かし、アスカでは情報解析と共に通信も担当。
趣味は非常に多彩。北欧神話、古典美術、旧世代の洋上艦など様々なものに愛を注ぐ。
永倉詩織 [ながくらしおり]
CV:雨谷和砂
空間騎兵隊 第65特別任務隊 小隊長
階級 : 三等宙尉
生年月日 : 2173年5月23日生 ふたご座 32歳
空間騎兵隊隊長。
歴戦の女性空間騎兵。ガトランティス戦役で戦死した前隊長、斉藤始の跡を継ぎ31人の部下を率いる。
新型機動甲冑の扱いは部隊随一。荒っぽい口調と裏腹に、隊員たちを見つめる目は優しい。
キャロライン雷電 [きゃろらいんらいでん]
CV:森永千才
空間騎兵隊 第65特別任務隊 隊員 永倉分隊
階級 : 准宙尉
生年月日 : 2185年12月31日生 やぎ座 19歳
新人空間騎兵隊員。
アメリカ西海岸で生まれ育つ。父は日本人外交官、母はアメリカ人。8歳の時、両親が離婚。
キャロラインは父と共に日本へ移住し、首都郊外の地下都市で日本人として成長した。(坂本茂とはこの時代に知り合っている)
ガトランティス戦役後、宇宙防衛大学校への進学を決めたのは、厳格な父のもとを離れるため。
父、五郎とは折り合いが悪く長く連絡を取っていない。
戦闘空母ヒュウガ
真田志郎 [さなだしろう]
CV:大塚芳忠
戦闘空母ヒュウガ(DCV-01)艦長
階級 : 二等宙佐
生年月日 : 2169年2月11日生 みずがめ座 36歳
第65護衛隊所属 戦闘空母ヒュウガ艦長。
合理的判断を最大の武器とする天才科学者。
第65護衛隊発足に伴い、戦闘空母の艦長就任を要請されこれを受諾。
波動砲搭載型空母を効率的に運用するため、艦のサブフレームAU-19を量産し連動させるシステムを自ら考案した。
アナライザーズ ㍳-19
CV:チョー
青 : 航空管制 ・ カタパルト管理担当
黄 : 整備 ・ 補給担当
桃 : 火器管制担当
ヒュウガの自立型サブフレーム部隊。
ヒュウガには、運用目的ごとに色分けされたAU19が40機配備されている。
全機が連動して管制、整備、カタパルト管理などを効率的に推し進める。
艦橋配備の3機は各セクションのリーダー機である。
彼らのAIは非常に優秀であり、個体ごとに微妙に異なる個性が垣間見える。
篠原弘樹 [しのはらひろき]
CV:平川大輔
戦術科 航空隊隊長
階級 : 一等宙尉
生年月日 : 2175年10月19日生 てんびん座 30歳
ヒュウガ航空隊隊長。新型機コスモパイソンを主力とする部隊を束ねる。
戦死した前ヤマト航空隊隊長加藤三郎とは長年にわたる付き合い。
今は加藤の遺児、翼の成長を何よりの楽しみにしている。
波動実験艦 銀河
藤堂早紀 [とうどうさき]
CV:高垣彩陽
波動実験艦 銀河 (BBY-03) 艦長
階級 : 三等宙佐
生年月日 : 2176年11月14日生 さそり座 29歳
波動実験艦 銀河 艦長。
ガトランティス戦役後、コスモリバースシステムを一部修復した銀河を使い、破壊された月の再生に取り組んでいた。
以前の張り詰めていた表情は影を潜めており、心の中の穏やかな変化が伺える。
神崎 恵 [かんざきめぐみ]
CV:林原めぐみ
波動実験艦 銀河 副長
階級 : 一等宙尉
生年月日 : 2166年12月4日生 いて座 38歳
銀河副長 船務科 船務長。
思考は常に論理的で冷静。艦長の藤堂早紀を公私に渡って支え続ける良き理解者。
MIT卒業の才媛で真田志郎とは同窓。
銀河の若いクルーからは《アンチエイジングの魔女》と囁かれている。
地球連邦防衛軍
藤堂平九郎 [とうどうへいくろう]
CV:小島敏彦
地球連邦防衛軍 統括司令長官
生年月日 : 2140年9月25日生 てんびん座 65歳
ガルマン星をめぐる領土紛争に地球が巻き込まれぬことを願い、最善を尽くす。
新たに編制された第65護衛隊の人事は、藤堂の考えに基づいている。
波動実験艦銀河の艦長、藤堂早紀はひとり娘。
ガミラス戦争の初期に亡くなった妻 ・ 千晶に代わって早紀を男手で育て上げた。
沖田十三 [おきたじゅうぞう]
CV:菅生隆之
宇宙戦艦ヤマト初代艦長
階級 : 宙将(死亡時)
生年月日 : 2142年12月8日生 いて座 享年58歳
平和を願って戦いを貫いたその生き様は、ヤマト乗員に大きな影響を遺した。
死後はイスカンダル往還の功績をたたえられ、首都近郊に作られた 〈 英雄の丘 〉 に祀られている。
北野哲也 [きたのてつや]
CV:木島隆一
戦術科 戦術長
階級 : 特務一尉
生年月日 : 2178年10月29日生 さそり座 26歳
ヤマト新・戦術長。
イスカンダルへの航海時から戦術科を支えた有能な士官。
第65護衛隊発足に伴い、人事を大幅刷新する中で戦術長を拝命した。
「宣伝人事」と囁く声がある事を北野は承知しており、航海を通じて自己の能力を証明する思いを胸に秘めている。
山崎 奨 [やまざきすすむ]
CV:土田 大
機関科 機関長
階級 : 一等宙尉
生年月日 : 2153年9月9日生 おとめ座 52歳
ヤマト新・機関長。
初代機関長徳川彦左衛門の片腕だった古参の機関士。
今次航海で臨場する防衛大学校生たちを、正規のクルーとして厳しく扱う。
新見 薫 [にいみかおる]
CV:久川 綾
技術科 技術長
階級 : 一等宙尉
生年月日 : 2171年11月3日生 さそり座 33歳
ヤマト新・技術長。
イスカンダルへの最初の航海以来、真田志郎が片腕とした技術科の才媛。
ヤマトを離れた真田に代わって科学解析、情報分析を統括。
開発、工作の実務は技術科士官全体であたる新体制を作った。
ガミラスの技術交流官を第65護衛隊で受け入れることが出航間際に決まったためそのケアも担当している。
仁科春夫 [にしなはるお]
CV:三宅健太
戦術科 砲雷長
階級 : 二等宙尉
生年月日 : 2172年9月13日生 おとめ座 33歳
ヤマト新・砲雷長。
歴戦の戦術科員。西暦2192年の第一次火星沖海戦が初陣。2199年にはヤマト計画メンバーに選出されてい
たが負傷により乗艦できず、6年を経てヤマトに迎えられることになった。
戦術の鬼の異名を取り、新任の北野戦術長に睨みをきかせる。口癖は「プロは甘くぁねーんだよ」。
僚艦ヒュウガの戦術長坂巻浪夫は長きにわたる戦友である。
西条未来 [さいじょうみき]
CV:森谷里美
船務科 船務長 主任レーダー手
階級 : 二等宙尉
生年月日 : 2178年1月23日生 みずがめ座 27歳
ヤマト新・船務長。
アスカ艦長となった森雪の後任。船務長として多忙を極めつつも、主任レーダー手の重責を果たす。
美しい黒髪をかき上げる仕草に密かなファンも多い。
戦術長となった北野とは同期の間柄であり、北野の悩みを陰で聞いてやっている。
平田 一 [ひらたはじめ]
CV:伊勢文秀
主計科 主計長
階級 : 一等宙尉
生年月日 : 2176年1月29日生 みずがめ座 29歳
ヤマト主計長。
補給及び資材・物資の管理責任者。
古代、島とは入隊同期の間柄。穏やかで温かい人柄で多くの者に慕われている。
美味しいレモンティーを入れることにこだわりを持つ。
榎本 勇 [えのもといさみ]
CV:津田健次郎
戦術科 甲板部 掌帆長
階級 : 宙曹長
生年月日 : 2163年9月19日生 おとめ座 42歳
ヤマト掌帆長。先任伍長。
甲板作業・船外作業全般の責任者。
叩き上げのベテランで古代と島のかつての訓練教官でもある。
佐渡酒造 [さどさけぞう]
CV:千葉 繁
衛生科 衛生長
階級 : 二佐相当官(軍属)
生年月日 : 2144年10月1日生 てんびん座 61歳
ヤマト艦医 衛生長。
医術の限界、諸物の無常を誰よりも知るオールラウンダーの名医。
大酒飲みで一升瓶を片時も手放さないが、その腕前は超一流。型にはまらない人との接し方に信奉者も多い。
若狭祥司 [わかさしょうじ]
CV:手塚ヒロミチ
機関科 機関科員
階級 : 宙曹長
生年月日 : 2167年9月5日生 おとめ座 38歳
エンケラドゥス守備隊の数少ない生存者。
波動エンジンをよく知る職人。
今次航海よりヤマト機関科に配属され新人教育を受け持つ。
戦闘時はダメージコントロール任務にもあたるため、新人が多い機関科をどう回して行くか頭を悩ませている。
沢村 翔 [さわむらしょう]
CV:近木裕哉
戦術科 航空隊副隊長
階級 : 二等宙尉
生年月日 : 2179年3月4日生 うお座 26歳
ヤマト航空隊新・副隊長。
かつては最年少の航空隊員だったが、いまや若手をまとめる立場に。
世代の差を感じつつも、明るくタフな性格で任務に励む。
土門竜介 [どもんりゅうすけ]
CV:畠中 祐
戦術科 戦術員
階級 : 准宙尉
生年月日 : 2186年10月10日生 てんびん座 18歳
宇宙防衛大学第38期生を代表する成績優秀者。
本人の希望通り旗艦であるヤマトに配属。戦術科 戦術員となる。
艦長の古代進を見つめる目には、なぜか異様な厳しさが浮かぶ。
徳川太助 [とくがわたすけ]
CV:岡本信彦
機関科 機関員
階級 : 准宙尉
生年月日 : 2187年2月22日生 うお座 18歳
ヤマト新人機関科員。
仲間想いの心優しい人間。ヤマト乗艦を目指して防衛大学校に入ったが、その機会は思いのほか早く巡ってき
た。「実技は完璧」を自負するが、果たして?
戦没したヤマト機関長徳川彦左衛門の息子であり、周囲のプレッシャーもひとしお。その重圧に耐えながら、一
人前の機関士となることを夢描いている。
栗 哲夫 [くりてつお]
CV:前田弘喜
機関科 機関科員
階級 : 准宙尉
生年月日 : 2187年2月8日生 みずがめ座 18歳
ヤマト新人機関科員。
初めての航海ですっかり舞い上がり、防衛大学で学んだことが消し飛んでしまう。
南部康雄 [なんぶやすお]
CV:赤羽根健治
副長 戦術科 戦術長
階級 : 一等宙尉
生年月日 : 2177年7月28日生 しし座 28歳
アスカ副長 戦術科 戦術長。
アスカの副長として、新任艦長の森 雪を支える。
地球の軍需経済に大きな影響力を持つ南部重工の御曹司。
父、康造との折り合いは益々悪くなっている。
太田健二郎 [おおたけんじろう]
CV:千葉優輝
航海科 航海長
階級 : 一等宙尉
生年月日 : 2178年7月20日生 かに座 27歳
ヒュウガ航海科 航海長。
長きにわたりヤマトの気象長として島大介を支えた。
新造されたヒュウガでは航海科を束ね、操縦桿を握る。今次航海は太田にとっても新たなる旅立ちとなった。
もう大食漢のムードメーカーでは済まされないのだ。
坂巻浪郎 [さかまきなみお]
CV:近藤 隆
戦術科 戦術長
階級 : 二等宙尉
生年月日 : 2172年11月11日生 さそり座 32歳
ヒュウガ戦術科 戦術長。歴戦の戦術科員。
イスカンダルへの航海時はヤマト第一主砲塔キャップを務めた。
ガトランティス戦役時は有人型ドレッドノートに乗艦。連装式ショックカノンの長距離射撃記録を更新した(2203
年於:火星沖戦線)。
旗艦ヤマトの新砲雷長仁科春夫は長きにわたるライバル、戦友である。
星名百合亜 [ほしなゆりあ]
CV:内田 彩
船務科 船務科員 主任レーダー手
階級 : 二等宙尉
生年月日 : 2182年1月10日生 やぎ座 23歳
ヒュウガ船務科 船務員。
最年少の乗員としてヤマト最初の航海に参加。
波動実験艦・銀河のクルーを経て、今次航海ではヒュウガに乗艦、主任レーダー手を担当する。
ヤマト保安部長の星名透は夫である。
ガミラス星
アベルト・デスラー
CV:山寺宏一
もと大ガミラス帝星永世総統
生年月日 : 2166年3月19日生 うお座(地球歴換算)
もと大ガミラス帝星永世総統。
新たに建造されたデスラー砲搭載の特一等航宙戦闘母艦「デウスーラ三世」に座乗。
ガトランティス戦役末期、甥であるランハルト・デスラー(クラウス・キーマン)からガミラス民族の行く末を託された。その約束を果たすため、崩壊の危機が迫るガミラス星からすべての国民を移住させる大移民計画を立案、ガミラス民主政府と協力して推し進める。移民先となる「ガルマン星」は強大な星間国家ボラー連邦の勢力下にあるが、デスラーは、虐げられたガルマン人を解放し星を奪取することを決意している。
ガデル・タラン
CV:中村浩太郎
デスラー艦隊隊司令
階級 : 中将
年齢 : 46歳相当
かつてアベルト・デスラー政権下でガミラス帝星国防軍参謀次長を務めていた人物。
“反逆者”の烙印を押されたデスラーが、「ガミラス星の寿命」という大問題を孤独に抱えていた真相を知り、ガトランティス戦役の際、合流した。
昔ながらの軍人気質な人物で、忠義に厚く行動的。ガルマン星奪取に賭けるデスラーを支え続ける。
レドフ・ヒス
CV:秋元羊介
ガミラス星首相
年齢 : 60歳相当
民主化に舵を切った現ガミラス政権の首相。
早くに妻子を失い長く独り身だったが、ザルツ人の少女ヒルデ・シュルツと出会い後見人となった。
その直後、デスラーの情報開示により「ガミラス星の寿命」が間近に迫りつつあることを認識。移住先を特定する前から内外に「非常事態」を喧伝し、航宙艦隊を束ねるディッツ提督らと共に移民計画を推し進めてきた。
ヒルデ・シュルツ
CV:三浦綾乃
ザルツ人
年齢 : 19歳相当
かつてガミラスの冥王星前線基地司令官を務めたヴァルケ・シュルツの一人娘。ザルツ人。
父の戦死で名誉ガミラス臣民の権利を得た後、レドフ・ヒスと知り合い、娘同然の愛情を注がれてきた。
ヒスから「正式な養女に迎えたい」と言われているが、ガミラス民主政府の首相という立場に傷をつけることを恐れ、ヒルデは回答を保留している。
イスカンダル星
スターシャ・イスカンダル
CV:井上喜久子
イスカンダル星女王 年齢不詳
イスカンダル星女王。ガミラス戦争時、滅亡の淵に立たされた地球に救いの手を差し伸べた。
第二皇女サーシャ(死亡)と第三皇女ユリーシャの2人の妹がいる。
イスカンダルが歩んだ覇権主義国家の歴史を「過ち」と恥じ、波動エネルギーを武器として使うことを強く拒否し続けている。
古代 進の実兄、守とは異星人の壁を越えて愛を交わしたとも言われており、守の死を看取ったのちも、その人格を保存した光球と共に過ごしていた。
ユリーシャ・イスカンダル
CV:桑島法子
イスカンダル星第三皇女
年齢不詳
イスカンダル星第三皇女。スターシャの末妹。
ガミラス戦争のさなか、長姉スターシャの命を受け地球に次元波動推進機関の設計図を届けた。
その後事故に遭い、意識不明の状態でヤマトの自動航法装置の中核となっていた。
戦争終結後は、独裁体制崩壊で混乱するガミラスを導くため、従者のメルダ・ディッツと共にガミラス星へ渡った。
現在はスターシャの意向を受け、イスカンダル星へ戻っている。
加藤真琴 [かとうまこと] / 加藤 翼 [かとうつばさ]
CV:佐藤利奈(加藤真琴)
加藤真琴
旧姓 ・ 原田真琴 もとヤマト衛生士
生年月日 : 2177年6月30日生 かに座 28歳
戦死した加藤三郎の妻。月命日には、英雄の丘への慰霊を欠かさない。
現在は首都郊外で長男・翼と二人暮らし。
元気すぎる翼に手を焼きながら、その成長に感謝を込めて祈る日々を過ごしている。
▼加藤 翼
故・加藤三郎と真琴の長男
生年月日 : 2200年8月23日生 しし座 5歳
戦死した加藤三郎の一人息子。
〈 遊星爆弾症候群 〉に冒された幼少期が嘘のように元気に育っている。飛行機とヤマトが大好き。
まだ5歳児ながら、地球と子どもたちの未来を願って旅立った父の背を見つめている。
フォムト・バーガー
CV:諏訪部順一
空母ランベア 艦長
階級 : 中佐
年齢 : 33歳相当
ガミラスの名将エルク・ドメルのもとで数多の戦勲を上げた生粋の軍人。
ガトランティス戦役では空母打撃群の指揮官として地球・ガミラス連合艦隊の一翼を担った。
現在はアベルト・デスラーが指揮するデスラー艦隊に所属。改装された空母ランベアでガルマン星解放作戦に臨
む。
ヴォルフ・フラーケン
CV:高瀬右光
次元潜航打撃群 UX艦隊指揮官
階級 : 中佐
年齢 : 39歳相当
ガトランティス戦役終結後、ガミラス航宙軍を束ねるガル・ディッツ提督の特命を受けアベルト・デスラーに合流。
現在は次元潜航艦隊の指揮官としてデスラーを支える。
亜空間戦闘のエキスパートで、常に冷静沈着さを失わない狡猾な戦術家。
あぶれ者を拾ってクルーにするなど、型にはまらない生き方に心酔するものも多い。
ゴル・ハイニ
CV:佐藤せつじ
次元潜航艦 UX-01 副長
階級 : 大尉
年齢 : 37歳相当
前線で上官相手に問題を起こし、軍法会議寸前の所をフラーケンに救われた過去を持つ。
フラーケンの片腕として数々の戦場を共にしており、現在は次元潜航艦〈UX-01〉の副長。
喜怒哀楽の激しい分かり易い性格。
メルダ・ディッツ
CV:伊藤 静
イスカンダル星王室付き近侍武官
階級 : 少尉
年齢 : 25歳相当
軍人家系に生まれた誇り高い戦闘機パイロット。パーソナルカラーは紅。乗機も軍服も紅い。
公式に地球人が接触した最初のガミラス人であり、ヤマトクルーとの因縁も深い。
アベルト・デスラーの失脚に伴いガミラスが民主化へ大きく舵を切り直してからは、イスカンダル星王室の近侍武
官となってスターシャ、ユリ―シャに仕えていた。
ヴァンス・バーレン
CV:ふくまつ進紗
もと大ガミラス帝星臣民突撃兵団所属
退役時の階級 : 大尉
年齢 : 70歳相当
多くの従軍経験を持つ練達の老兵。過去にはエルク・ドメルの指揮下でヤマトとも死闘を繰り広げた。
ガミラスが民主化したのちに退役。ガミラス星で悠々自適の老後を過ごしていた。
バーレンのタフな心すら打ち砕く〈巨大な悲劇〉が、すぐ間近に迫っているとも知らず……。
バルナ・スケルジ
CV:園崎未恵
ザルツ人の夫との間に授かった3人の子供の母。
大柄で豪快だが、少女のように繊細な一面を持つ。軍人だった夫が戦死した後は、女手一つで子供たちを育
ててきた。
料理の腕を生かして小さな食堂を経営していたが、ザルツ人の常連客と縁が結ばれこのほど再婚。
2人目の夫もやはり軍人で、名をヤーブ・スケルジという。
オッド・スケルジ
CV:村中 知
ザルツ人
年齢 : 10歳相当
バルナの息子。元気そのもの。
食べることがとにかく好きで、いつもお腹を空かせている。
オッドにとってヤーブは2人目の父親。難しい年ごろに出会ったため、互いの心が結びつくまでには数多くのドラマ
があった。
リーザ・スケルジ / レーザ・スケルジ
CV:森永千才(リーザ)/中村繪里子(レーザ)
ザルツ人
年齢 : 8歳相当
バルナの双子の娘。
姉のリーザは活発で、兄オッドに対して一歩も引かないタフな少女。
妹レーザは生き物たちに愛を注ぐ寡黙な子。
個性は正反対の姉妹だが、二人とも心優しく、母の幸せを願っている。
クラウス・キーマン(ランハルト・デスラー)
CV:神谷浩史
退役時の階級 : 中尉
生年月日 : 217X年11月5日 さそり座(地球歴換算) 年齢不詳
アベルト・デスラーの兄・マティウスの忘れ形見。
アベルトに残された最後の肉親だったが、ガトランティス戦役で還らぬ人となる。
「戦いの空しさを知った貴方に、ガミラスの命運を委ねたい」
別れに際してランハルトが伝えた言葉は、アベルトにとって重い〈約束〉となった。
もう一つの名、クラウス・キーマンを刻んだ彼の墓碑は、地球の英雄の丘にある。
ガルマン星
キール・キーリング
CV:水島大宙
ガルマン星神官一族
年齢 : 25歳相当
数千年に渡ってガルマン星を治めた神官一族のひとり。
ボラー連邦の圧政下で生まれ育つ。
ガルマン星を解放へ導こうとするアベルト・デスラーを畏敬の眼差しで見つめている。
長老
CV:麻生智久
ガルマン星神官一族の指導者
年齢 : 70歳相当
数千年に渡ってガルマン星を治めた神官一族の長老。キールの祖父。
ガルマン人の抑圧された状況を覆し、惑星全土を解放することを願っている。
「ボラー連邦との政治交渉が決裂した場合は、武力による惑星解放もやむなし。その時はすべてのガミラス人が
ガルマンの盾となる」── デスラーのこの言葉に、長老はガルマン人の未来を賭けた。
デーダー
CV:天田益男
グレートプレアデス 艦長
黒い巨大戦艦グレート・プレアデスの艦長席に深々と腰を沈める屈強な指揮官。
戦闘指揮に際して眼球表面に幾何学的なパターンが浮かび上がる。
生身のままの人間でないことをうかがわせるが、反面その肉体は鍛え抜かれた筋肉で覆われている。
メルダーズ
CV:黒田崇矢
マゼラン派遣軍総司令官
イスカンダル星を鹵獲し、母星デザリアムまで曳航する使命を帯びている。
何処ともつかない場所から全軍を見つめ、冷撤な声で指示を下す。
ボラー連邦
ヴィルキ・ボローズ
CV:滝 知史
ガルマン星総督
ボラー連邦永久管理機構から派遣された総督。
資源惑星の譲渡を申し入れてきたアベルト・デスラーと、現地ガルマン星で対面した。
チェフ・レバルス
CV:丸山壮史
ガルマン星総督付き秘書官
総督ボローズ子飼いの秘書官。
ガルマン星の資源徴用計画を立案し、総督の身辺警護も担当している。
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