- 監督
- 樋口真嗣
- 音楽
- 鷺巣詩郎
- キャスト
- 斎藤 工 長澤まさみ 有岡大貴 早見あかり
- 田中哲司 / 西島秀俊
- 山本耕史 岩松 了 長塚圭史 嶋田久作
- 益岡 徹 山崎 一 和田聰宏
- 製作情報 クレジット
映画の時間@ジョルダン
写真 マーチン
「物心ついてから、再放送されていた『ウルトラマン』を浴びるように毎日見ていた」と語る樋口監督は、小学校にあがるタイミングで厳しい親御さんに怪獣のフィギュアをすべて捨てられてしまったと悲しい過去を披露。「ここにいる大きなお友だちは経験があると思うんですけど、その出来事で心に空いてしまった穴を今埋めています」とコメントして笑いを誘いました。
フィギュアが話題になると、そういった玩具の類をまったく持たないように教育されてきたという斎藤さんは「実は、僕の父は映像業界の人間でして。バイトとして円谷プロで働いてたことがあるんです。『ウルトラマンタロウ』の爆発とかを担当していました」と驚きのエピソードを披露。その関係で、ウルトラマンのような特撮作品の人形だけは家に置かれていたことを明かしました。「まさか、ウルトラマンに変身するとは思っていませんでした。“壁ドン”とかをやってきた人生だったので……」と自身の経歴とはかけ離れた役柄であることに触れつつ、「物語の内容はまだ言えませんが、「だから僕なのか」と思えるような不思議な体験をしました」とコメントし、撮影に手応えを感じている様子をのぞかせました。
制作・撮影が始まっていることについてコメントを求められると、「うーん」と唸る樋口監督。「どこまで言って良いのか……」と困惑した表情で言葉を絞り出すと、「我々は圧をかけられているんですよ(笑)」と斎藤さんがフォローに入り、固く口止めされている立場であることを説明しました。それを受けた樋口監督は「ウルトラマンとの関わりはそれぞれですが、世代を超えて結束した良いチーム。撮影が終わって欲しくないですね」と良好な現場の雰囲気を語りました。
ここからは、斎藤さんと共演する長澤まさみさん・西島秀俊さんからのビデオメッセージを上映。長澤さんは「10年以上前に樋口監督とお仕事をしたことがあり、安心感がありました」とオファーがあった時の心境を振り返りました。一方、ふたつ返事でオファーを受けたという西島さんは、『シン・ウルトラマン』の撮影に用いられている最新のスタイルについて言及。「最先端の撮り方で、まだ進化する可能性がある。(撮影が)面白くてしょうがないですね。ここには未来がある」と、未知の映像体験を予感させる現場の裏側についてコメントしました。
さらに、ここで斎藤さんが変身することになる、『シン・ウルトラマン』におけるウルトラマンのデザインを初公開。感嘆の声が漏れ、息を呑む雰囲気がただようなか1枚のビジュアルが公開されました。
その姿を目にした斎藤さんは「足が長い。でも美しさがありますよね。ずっと見ていられる。生命体としての自然さを感じます」と率直な胸の内を吐露。さらにステージにはベールのかけられた台が運び込まれ、樋口監督と斎藤さんがアンベールを行いました。公開されたのは、2体のウルトラマンフィギュア。現場では雛形と呼ばれており、樋口監督は「このモデルを元にして色々と作っていきます」と説明しました。
庵野さんのメッセージにも登場した、ウルトラマンのデザインを手がけた成田亨さんのご子息・俳優の成田浬さんからもメッセージが届けられていました。斎藤さんはそのメッセージ中に登場した「令和の子どもたち」というワードを引き合いに出し、本作について「子どもたちはもちろん、令和の大人たちにとっても必要な作品が生まれようとしています。ぜひ皆さん、楽しみにしていてください」とコメントし、セレモニーの幕を引きました。
長澤女神肥咗咁多嘅?!
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