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Monday, September 5, 2016

HGUC 1/144 ネオ・ジオング HGUC 1/144 NEO ZEONG

HGUC 1/144 ネオ・ジオング

発売中
価格:27,000円(税込)

COLORING DATA

赤…68番・モンザレッド:40%+81番・あずき色:40%+29番・艦底色:20%1+100番・マルーン:少々
茶…29番・艦底色:60%+81番・あずき色:20%+100番・マルーン:20%
グレー…40番・ジャーマングレー:70%+13番・ニュートラルグレー:30%
紫…67番・パープル:40%+71番・ミッドナイトブルー:40%+CR1番・色ノ源シアン:20%
※すべてGSIクレオスの「Mr.カラー」
および「色ノ源」






設定上でもかなり巨大なMAを、しかも1/144でキット化。今まで経験したことがない圧倒的なボリュームです。こればかりは実物をご覧いただきたいとこ ろですが、大げさな表現ではなく、率直に「とんでもないボリューム」のキットですよ! ウェブや店頭での予約も好調なようで話題、人気の高さのほどが窺え ます。では、前置きはこのくらいにして製作についての解説を進めていきます。



まず、普段ガンプラ製作をする上で、マスクをしていない方も多いかと思いますが、このキットに関してはマスクを用意することをオススメします。表面 処理で発生する粉塵、塗装で舞う塗料の量は半端ではありません。鼻や喉を痛める恐れがありますので、マスクはぜひ着用してください。

キット自体はメガサイズモデルのようなパーツ構成で、直感的にストレスなく組み上げることができます。ただ、パーツ1つ1つの重さが凄いので、ラン ナーから切り離す時はねじ切れないように注意してください。後々の処理が面倒です。表面処理に関しては、やはり大きなパーツだけあって大変です。これは 400番や600番からですと結構時間がかかるので、私は240番から思い切って面出ししました。パーツによっては320番からでも大丈夫かもしれませ ん。その際、発生する粉塵には注意です! また、ペーパーなどの消耗も激しいので、作業をスムーズに行うためにも買い貯めしておいたほうがよいでしょう。

腕部に関して、外側、フレーム共に6本すべてに合わせ目があります。この処理は結構しんどいものがありますが、完成後の達成感は半端ないので、きっ ちり処理しましょう。後ハメ加工は写真の通りです。特に難しいことなく行えると思います。他の部分は合わせ目がほとんどないので、腕部が一番の山場かと思 います。









アーム・ユニットのヒジ関節は、前腕パーツを挟み込む方式だったため、一部スライドレールを切り欠いて後ハメ化。塗装後に写真のように上からスライドさせるようにはめ込んでいけばよい。





アーム・ユニットの銃身(指?)は、基部にボールジョイント受けを埋め込み、指の根元にプラ板を丸く切り出した作った底板を作り、ボールジョイントを差し込んでいる。また可動部分を隠すカバーは市販パーツを加工して使用している。








アーム・ユニットの銃身(指?)は、基部にボールジョイント受けを埋め込み、指の根元にプラ板を丸く切り出した作った底板を作り、ボールジョイントを差し込んでいる。また可動部分を隠すカバーは市販パーツを加工して使用している。




サイコシャード発生器は、内部を丁寧に塗り分けたのみに留めている。



スカートアーマー外装はディテールが少ないと感じたため、パネルラインなどのディテールを劇中カットを参考に彫り込んでいる。








スカートアーマー内側のバーニアは、プロペラント・タンク同様に市販のシンチュウパイプやシンチュウ線でディテールアップ。バーニア基部の肉抜き穴は目立つ部分のみプラ板とエポキシパテで埋めている。



シナンジュは単体でも成立するようにしっかり作り込んでいる。頭部はブレードアンテナをシャープに削り込み、モノアイを市販のクリアーパーツに置き換えている。






シナンジュ専用バズーカは設定通り丁寧に塗り分けた。



シナンジュ専用バズーカは2挺付属するため、劇中のような両手持ちも再現できる。また両脇の武装コンテナカバーも展開可能。




そして塗装ですが、こちらはメインとなる赤でビン15本、約150ml使用しました(原液です)。毎回塗装の度に調合していたのでは色が安定しなく なるので、ハイキューパーツさんの「エアブラシ用DPボトル改200ml」に調合した原液をすべてストックしておき、塗装の度に60mlボトルに小分け し、希釈したものを使用していきました。またパーツの油分をしっかり取るために、ファインモールドの「ご機嫌クリーナー」を使用しました。確実に油分を落 とせるのでオススメです。またサーフェイサーは、今回NAOKI氏プロデュースのガイアノーツ「NAZCAメカサフ(ヘヴィ)」と専用シンナーを使用。強 力な食い付きと、安定感のある均一な塗膜でこちらも非常にオススメの一品です! 色合いもよいです! ちなみにバズーカやディスプレイスタンドはこのサフ を吹いたままの状態です。

最後にウェザリングですが、どうしても大型キットなので派手に汚しがちですが、1/144というスケール感を損なわないよう、他のHGUCと同様の具合で控えめなくらいにしています。

なにはともあれ、このキットはとてつもない迫力、存在感があります。値段も高価なキットですが、それに見合ったボリュームではないでしょうか。完成した時の達成感、ぜひみなさんも味わってください!


ユニコーンガンダム(デストロイモード)との戦闘シーンを再現。背部のアーム・ユニットもご覧のように大きく展開させることができる。ユニコーンガンダムとの対比がその桁外れな巨大さを如実に物語っている。










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