真的"波動"砲!
グラビアアイドルの森下悠里が11日、有楽町・丸の内ピカデリーで行われた『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』の初日舞台あいさつに、同作の人気キャラクター、スターシャのセクシーコスプレ姿で来場し、スターシャ役の声優・井上喜久子と共演を果たし た。この日はほかに沖田十三役の菅生隆之、構成の森田繁、監督の加戸誉夫も来場した。
テレビシリーズ第1作をベースに、出渕裕総監督をはじめとした新たなスタッフで生み出したテレビシリーズ「宇宙戦艦ヤマト2199」を、新規カット&新規収録ナレーションを追加した特別総集編として再構築した本作。
熱狂的なファンが多い同作だけあって、1本の映画にまとめるのは大変な困難をともなったようで、加戸監督も「旧作がそれをやっているが、本当に大
変でした。地球側からの視点だけで描こうかという案もあったが、出渕さんが(敵の)ガミラス愛にあふれている方なので、そこに押しつぶされたこともありま
したが、結局は大胆にカットさせていただきました」と振り返った。
さらに「新規カットと言うと大げさだが、20話近辺で新規カットがある」と付け加えた加戸監督は、「出渕さんが描いた膨大な絵コンテがもったいないんで、せっかくだからということで新たに復活させた部分もあった。あといくつか音の入り方も変わっています」と解説した。
そんな苦労を重ねた加戸監督、森田を「26本を一つの映画にまとめるのは、想像しただけできっと大変だったんだろうなと思います」とおもんばかっ
た井上。続けて本作の主題歌を歌いながら、「二人は心の中で『誰かがこれを、やらねばならぬ』と歌いながらやったんですか?」と尋ねる井上の姿に会場は大
爆笑となった。
そして、この日は特別ゲストとして、スターシャのセクシーコスプレ姿の森下が来場。森下の考案により胸元を大胆に露出させたというスターシャ衣装
に会場からはどよめきが。そのコスプレに興奮した様子の井上も「たまらないですね。動く3次元の(森下の)後ろで声をあててみたい」とオファー。さっそく
「わたしはスターシャ」と口を動かす森下に、井上が声をあてるという2次元と3次元の共演が実現する一幕もあり、森下は「鳥肌が立った。こんなうれしいこ
とってないですね」と笑顔を見せていた。(取材・文:壬生智裕)
『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』は全国公開中
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