Tuesday, April 22, 2014
宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海
4 月22日から「宇宙戦艦ヤマト2199原画展」が、東京・池袋の西武ギャラリーでスタートする。その前日のタイミングに合わせて、4月21日に西武ギャラ リーにて「宇宙戦艦ヤマト2199」40周年プロジェクト発表会が開催された。2014年は節目の年として、今後も大きなイベントを次々に仕掛けていく予 定だ。
なかでも大きな発表は、待望の完全新作劇場映画だろう。かねてより晩秋公開とされていたが、正式タイトルが『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』であること、2014年12月6日に全国ロードショーされることが発表された。
ただし、監督はテレビシリーズに続き出渕裕さんが担当するものの、作品のストーリーや時代、舞台がどこに設定されるかなどは明らかにされていない。これらは今後の発表に持ち越されたかたちだ。
さらにもうひとつサプライズがあった。『星巡る方舟』とは別に、長編作品『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』が劇場上映される。これはテレビシリーズ を新たな視点で特別編集した作品で、2014年10月11日よりイベント上映される。『宇宙戦艦ヤマト2199』をもう一度振り返るのにぴったりだろう。
40周年プロジェクト発表会には、沖田十三役の菅生隆之さん、岬百合亜役の内田彩さん、そして企画・プロデューサーの西崎彰司さんが登壇し、プロジェクトを祝った。そして、この日初披露された1/100宇宙戦艦ヤマトの除幕を行った。
西崎さんは自身の作品に対する想いを「ヤマトのテーマである“愛”“自己犠牲”それを通じて生きることを明らかにするコンセプト」とする。さらに今後も新鮮な感動を贈り届けたいと語った。
菅生さんは、長い期間かかってアフレコをしたが、ようやっと自分なりの手応えを掴んだとし、その取り組みを披露した。また、「沖田は不滅。皆さんのなかにずっと生きている」と話す。
そして、内田彩さんは、「私が生れる前からやっていた作品に参加出来ました。私の中では大きな事件、家族や親せきが喜んでくれた」と、その喜びを紹介した。
ここで紹介された1/100宇宙戦艦ヤマトは、製作側によればかなり制作費がかかったという。昨日完成したばかりと紹介されたが、その精巧さ、迫力は必見だ。まず、宇宙戦艦ヤマト2199原画展で期間中紹介される。
その原画展も、ファンであれば見逃せない内容になっている。原画、設定画が解説と共に展示され、いかに作品が生れたのかを明らかにしている。著名クリエイターの筆致も確認出来るだけに見逃せない。
今回の発表によれば、『宇宙戦艦ヤマト2199』の関連商品の売上げ、市場はすでに100億円を突破しているという。2014年以降も、まだまだ世を賑わせることになりそうだ。
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