超合金魂 GX-70 マジンガーZ D.C., 170MM, バンダイ, 13,000円(税別)
ダイキャスト、PVC、ABS製可動フィギュア
本体、交換用手首左右各2種、アイアンカッター×2、専用台座+専用アーム×2、ジェットパイルダー、ジェットスクランダー(後期型)、ジェットスクランダー用ハンガー、その他交換用パーツ
28 TH JANUARY, 2017
SOUL OF CHOUGOUKIN GX-70 MAZINGER Z D.C. 170MM, BANDAI, 13,000円(JAPAN SALES TAX EXCLUDED)14,040円(税8%込)
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2015年よりスタートした、バンダイコレクターズ事業部企画チームと越智一裕氏の共同作業は、年が明けた2016年になっても続けられていた。また、越 智氏の参入に先行する形で、プロジェクトに参加していた前野圭一郎氏(株式会社T-REX)が本設計を担当。2015年の12月に越智氏の指示を元にした 設計用データが上がり、そこにさらに越智氏が修正を加えていく。
掲載した図版をご覧いただければ一目瞭然だが、越智氏の監修はきわめて微に入り細を穿つものだ。設計担当の前野氏もそれに答えて、越智氏が望むデリケートなラインを設計用データに反映させる。そういった流れがコツコツと積み上げられていった。
頭部、特に顔については越智氏が特にこだわった箇所だったという。チェックの多さからもそれが伺える。
頭部のディテール参考スケッチ。マジンガーZの目の形状について綿密な検証が行われている点に注目。
越智氏が担当したのは、映像キャラクターのプロポーションとディテール、彩色などを、設計データや試作品とすり合わせることである。その他にギミッ クについての提案も行った。その中で採用されたものとしては、ジェットパイルダーの固定案がある。それまでの超合金魂マジンガーZとは異なり、パイルダー をマグネットで固定できるのだ。これにより、はめ込み用の突起や穴を設ける必要がなくなった。また、胴体のミサイルパンチについても同様である。企画チー ムの想定では可動を優先してオミットする方向だったが、越智氏のこだわりを活かし、腹部パネルを交換して再現することになった。その他、ジェットスクラン ダーのサザンクロスナイフ発射口にも越智氏の提案が活きている。翼を前後入れ替えても、映像どおり発射口が翼の正面のみに来るのである。
一方で、設計担当の前野氏から提案されたギミックも存在した。肩関節の構造がそれにあたる。歴代超合金魂マジンガーZの肩は、胴体にめり込んだ黒く丸いパーツを肩と解釈していた。だが、その構造では可動域に限界があったため、
全身正面の彩色指定。銀色系統だけで4色の塗り分けが提案されている。脚と足裏の色の違いも指摘してある。
頭部の彩色指定。アニメーション用の設定に準じて、顔の塗り分けを行うように提案されている。
やがて、2016年2月。無塗装の試作品の登場となる。続いて越智氏は、彩色にも鋭く斬り込んでいる。鼻の横のライン、鼻と頬の前面の塗り分けな ど、これまでの超合金魂シリーズでは再現していなかった部分にも言及した。彩色という点では、ジェットスクランダーに関して翼の表裏の色違いを指摘してい ることも付け加えておきたい。
越智氏による彩色提案を経て、2016年5月、彩色が施された試作品ができあがった。2014年の春からスタートして丸2年。これでほぼゴールが見 えた。彩色版試作品に関する越智氏のチェックが行われ、ジェットスクランダーの固定用ベルトを銀から白へ、目のエッジをよりシャープにするなどの指示が出 ている。ここを終えれば、あとは生産へ向けて動き出すのみである。2年間という前代未聞の開発期間を掛けられた、超合金魂GX-70マジンガーZの企画は まもなく区切りを迎えようとしていた。
ジェットスクランダー。『マジンガーZ対暗黒大将軍』に登場した後期版である。翼の表裏の塗り分けはもちろん、翼の厚みやベルトの内側もこの指定に沿って塗装された。
又嚟萬能俠?!
ReplyDelete永遠的萬能俠~~~~~~~~~~不同顏色與體型, 大小也出過!
Delete鐵甲萬能俠正呀!
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